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世界を旅する植物館
2021.07.15
未分類
7月に入り、セミの声が聞こえ出し、いよいよ夏本番という気温になってきましたね。
マスク生活でなにかと不便ではありますが、熱中症には十分気を付けて、今年も夏を乗り切っていきましょう。
さて、皆さまは宇部市にあるときわ公園の「世界を旅する植物館」に行かれたことはありますでしょうか?アロマを勉強している身としては、アロマオイルでおなじみの植物を実際に見ることができ、とても興奮する場所のひとつです。笑。
熱帯アジアゾーンは今開花シーズンなのか、色々な花が楽しめました。
これはイランイランです。濃厚な甘い香りが特徴的で、インドネシアでは新婚さんのベッドに撒く風習もあるのだそう。精油ではよく使われる植物のひとつで、リラックスして気持ちを高揚させてくれるような精油として楽しまれています。
こちらはサイプレスです。和名では「イトスギ」と呼ばれており、精油ではαピネンという成分が多く含まれ、森林浴をしているような心地よいウッディな香りが特徴の植物です。今の時期だと、デオドラント効果が期待できますので私もアロマスプレーを作る時によく利用します。
このトゲトゲの葉の持ち主は「ティーツリー」というオーストラリア原産の木です。アボリジニの人たちは、昔からこの植物の殺菌作用を活用し、生活に取り入れていたそうです。キャプテンクックが来豪した際にお茶としておもてなしをしたというエピソードもあります。スーッとした香りと殺菌効果を期待してオールシーズン使いたい精油です。
最後に、最近はおしゃれなおうちなどにもよく植栽されているユーカリです。アロマで使う種類のものと写真の種類は違いますが、抗菌・抗ウイルスが期待できる精油の代表格で、インフルエンザの時期や、花粉症による呼吸器トラブルの強い味方となってくれます。(精油を購入する際は「ユーカリ・ラディアータ」が比較的成分が穏やかで使いやすいです。)
こんな感じで、「あの香りの…!」という植物が沢山間近で見られるので、たまに行っては楽しんでいます。
皆さんも色々な植物と触れ合う時間を過ごされてみてはいかがでしょうか^^