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宇部市、山口市に大きな地震が来る可能性
2016.06.10
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この度の熊本地震でお亡くなりになられた方々の
ご冥福をお祈り申し上げますとともに被災された
方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、熊本地震では布田川断層帯・日奈久断層帯で発生しました。
熊本は地震が発生したことがないような印象を受けますが実は
1619年から今回を含めて11回も大きな地震にみまわれている
ようです。
どの地震も活断層による地表からあまり深くないところでおきています。
さらにこの断層帯で30年以内に地震が起きる確率は限りなく0%にちかいと
いわれていました。
では私達の住んでる宇部・山口が地震にみまわれることはないのでしょうか。
南海トラフ地震はこの30年以内に70%の確率で起きると言われていますが
山口県への影響は3メートル級の津波がおしよせるので家屋の倒壊など少なからず
おきるようです。
断層については大原湖断層系(宇部東部断層+下郷断層)がちょうど山口市原条西から
阿知須河内(北方八幡宮付近)をぬけ宇部市上の原(南方八幡宮)が通っています。
過去にM7.0の内陸地震があり宇部、山口、美東、防府、山陽小野田市、秋芳、萩市で
震度6以上になった面積は10%ぐらいあったようです。
ただし、38000年から20000万年前くらいにあったと推定されているようです。
いずれにしても熊本地震を他人事と考えずせめて家具の固定や寝室に大きな家具を置かない
などいざという時の備えはしておきたいと思います。
参考文献:相山光太郎・金折裕司(山口大学)山口県中南部、宇部東部断層の活動性、読売新聞